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『お客様との会話で気づいた、SNSの“新しい使われ方”』
先日、お客様邸の写真撮影に同行してきました。
実際に住まわれているご自宅を撮影させていただきながら、お話を聞かせていただく中で、印象的な気づきがありました。
撮影中、ふとした会話の中で、
「家づくりのとき、御社のInstagramをかなり参考にしました」とお客様が教えてくださいました。
その使い方がとても興味深く、こうおっしゃっていました。
「間取りを考えているときは、ルームツアーの投稿で動線や空間のつながりをチェックして、
設備を選ぶ段階では設備紹介の投稿を見て、
最後に壁紙を決めるときには、内装動画や写真を参考にしました」
つまり、その時々の“家づくりのフェーズ”に合わせて、Instagramを“カタログのように”使っていらっしゃったのです。
これまでは「完成した住まいの魅力を伝える」ことがSNSの主な目的でしたが、
今回のお客様との会話で、
SNSが“家づくりのツール”として本当に活用されていることを、実感をもって知ることができました。
しかもルームツアーなどの動画を、何度も見返しながら
「この動線、いいかも」「こういう収納の使い方もあるんだ」と、
住まいづくりの参考として活用してくださっていたことに、驚きと感動がありました。
発信している側としては、正直、
「見てくださっている方にどこまで届いているんだろう?」と思うこともあります。
でも今回、実際にお客様の声として、
「SNSがとても役立ちました」と聞かせていただけたことで、
作り手としても“届けてよかった”と心から感じることができました。
また、SNSはただの情報発信ではなく、
“住まいづくりのパートナー”としての役割も果たせるのだと、改めて実感しました。
SNSは変化のスピードが早く、日々試行錯誤の連続ですが、
今回のように、お客様のリアルな声にふれると「もっと伝えていこう」と前向きな気持ちになります。
これから家づくりを考える方々にとって、
ほんの少しでも「参考になるな」と思っていただけるよう、
暮らしに寄り添った発信を続けていきたいと思います。